子供の叱り方、正解は? 子供のしつけについて考える1

年末年始の休みも終わり、平常運転の日常が戻ってきました。

今回の年末年始はスケジュール的にも余裕がある、比較的ゆっくりした休みになって良かったですよ。

家族でノンビリでした。

 

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お休み期間は子どもと過ごす時間が長い

でも家族でノンビリ過ごすと子供たちと一緒に過ごす時間がいつもより長くなる。

そうすると、必然的に子供たちを叱る機会も増えるという・・・そんな年末年始でした。

勿論、叱ってばかりじゃなかったよ!

 

普段は仕事で1日家にいないので、子ども達と接する機会・時間がどうしても少なくなってしまう。

そうするとどうなるかと言うと、子供が些細な事をしても叱らなくなるのだと気がついた。

 

それは、子供と接している時間が短いので、子供たちのちょっとした行動や言動の裏にその子のどんな狡さや悪さ、弱さに繋がっているのかがパッと分からないのが原因なのだと思う。

それに反して、妻の方は子供達と一緒に過ごす時間が長い。

そうすると必然的に、子供達のずる賢さや弱さ、悪い所がよく見えるようになるわけだ。

その結果、母親の方が子供達をよく叱ると言うことが増えるのだと思い至りました。

 

また、そういうことが積み重なると、イライラもするし、ストレスも溜まる訳で。

妻が怒りやすくなっているのを見ると、「その程度のことでそんなに怒らなくても・・・」なんて思ったりしていたが、ずっと子供達と一緒に居て、「ナルホド、これは怒れてくるわ・・・」と妻の心境を理解したりもした年末年始の休みだった。

それにしても子供を叱ると言うのは思いのほか難しい。

 

我が家のしつけ方法

我が家の教育方針というか、しつけの基本方針は「悪い事をしたらしっかり叱る」という事だ。

悪い事をしたらちゃんと叱って、それは良くない事なのだと覚えさせる。

叱られる事、怒られる事を通して何が悪い事なのか、そしてなぜそれが「いけない事」なのかを知って欲しいと願っている。

 

子供たちが小さい時はある意味、頭ごなしに叱っていれば良かったので楽だった。

しかし、子供達も大きくなって来て、叱ったり、怒ったりすることに難しさを感じ始めている。

子供たちを叱っても響かないという問題に直面しているからだ。

 

しかる、は難しい

娘が何か悪い事をして叱っても、「親が自分を叱ることが気に入らない」という気持ちが出て来るようになり、「自分が叱られている」という物凄い表面的な事実だけを見て頑なな態度をとることがあるのだ。

あるいは、お説教という嵐が過ぎ去るのをじっと我慢して、喉元過ぎればなんとやらでこちらが叱ったことが全く娘の内に入っていかないという事もある。

そうすると、こちらも何も考えずに、ただ叱ったりすることは出来ない。

 

僕らが子供たちを叱るのには理由と目的がある訳で、その目的を全く達成出来ないのならそれはただの徒労という事になってしまうからだ。

最近、娘たちと接する中でそういう事をまま経験する。

そうすると、こちらも叱り方について反省をしなければならなくなる。

「僕の叱り方のどこに問題があるのだろうか?」と。

 

親の皆さんは自分の叱り方が効果的であるかを反省する事ってありますか?

 

思い返せば、自分の母親は実に様々な叱り方をしたものだと子供時代を振り返ってそう思う。

ここには書かないが、母親に叱られた経験の中で、今でも覚えている強烈な叱られ方をした思い出がいくつかある。

それは、母親が感情的に、過激に自分を叱ったという事じゃあ無い。

むしろ、「ああ、自分は本当にやってはいけない悪い事をしたのだ」と強烈に自覚させるようなインパクトのある叱り方を母がしたという思い出だ。

 

知恵を使って、子どもに響く叱り方とは?

子供を叱るのって、実は想像力と創造力を必要とするクリエイティブな事だなと思う。

以前、バラエティ番組で若い女優の子が高校生の時に母親に叱られた事を話していた。

その子が高校生の時、母親の作る食事、お弁当のことで文句を言い、母親を怒らせたそうだ。

すると母親はその子に、「そんなに文句を言うなら明日から自分で弁当を作って持っていけ」と言い放ち、本当に翌日から一切、お弁当を作らなくなった。

それで仕方なく彼女は毎朝、自分でお弁当を作ると言う事を半年間続けたそうだ。

それは自分が考えるよりも物凄く大変な経験だったと話していた。

 

その経験を通して、母が毎朝お弁当を作ってくれるのは当たり前じゃ無い事、お弁当作りは大変だけど毎日文句1つ言わないで自分のために黙々とお弁当を作り続けてくれている母親の愛情を再確認した事を話していた。

これは、とてもクリエイティブでインパクトのある良い叱り方の良い例だと思う。

 

母親に叱られた結果、子供は母親の苦労と愛情を再確認し、自分の軽率な行動(このケースでは母親の作るお弁当について文句を言うこと)を真摯に反省したのだから。

こういう叱り方って、いつも出来ることでは無いと思う。

でも、子供の人生の此処ぞというタイミングでそのような叱り方が出来たなら、それは子供にとっても親にとっても宝となる経験になる事だろうなと思う。

 

 

 


 

管理人@妻一言

 

「ダメ」の一言で済んでいた時代はある意味楽でした。

ああ言えばこう言う、やれと言ってもやらない、ペナルティーを与えてもペナルティーをへと思っていない。

上の子が大きくなってきてしつけの難しさに直面しております。

 

まあ、あまり良い子すぎると思春期大変と聞くし、

その辺のガキンチョと同じお子さまになってきたなあと思います。

知恵が必要ですね。知恵、かあ。

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