「5つの愛の言語シリーズ」第3弾!愛の言語が「贈り物」(ギフト)の人は、何を求めている?
パートナーに愛してると伝えるために必要なことは何か、今回は「贈り物」(ギフト)編です。
5つの愛の言語シリーズについて
パートナーに自分の愛情をしっかり伝えるために、自分の愛情をどうやって相手に表すのかが大切だ。
「5つの愛の言語シリーズ」ではこれまで、愛の5つの言語の考え方に基づいて、
を愛の言語として持つ人は、具体的にどのように愛を表して欲しいと願っているのかについて書いてきた。
今日は3つ目の愛の言語、「贈り物」を愛の言語として持っている人が何を求めているのかについて書いてみようと思う。
自分やパートナーの愛の言語が何かを未だ知らないという方は、先に下の記事を参考に愛の言語を見つけておいて欲しい。
>>夫婦円満のための近道!自分とパートナーの「愛の言語」を知る方法
愛の言語が「贈り物」(ギフト)の場合
相手が「贈り物」の愛の言語を持っているかどうかに関わらず、誕生日やクリスマス、結婚記念日などにパートナーにプレゼントをあげるという夫婦は多いのではないかと思う。
プレゼントをあげるという行為は愛情表現としては基本的なものだ。
しかし、「贈り物」を愛の言語として持っていない人と持っている人では「プレゼント」に対する感覚が違うのだ。
クリスマスの時期にネットを見ていると、プレゼントの事で喧嘩をしたり、愚痴をこぼしているカップルが多い印象を受ける。
その喧嘩や文句の殆どの原因は、彼氏もしくは彼女から貰ったプレゼントが気に入らないという内容だ。
「彼から貰ったプレゼントの金額が低かった」とか、「彼女がくれたプレゼントが趣味に合わなかった」とか貰ったプレゼントに対する不満がぶちまけられている。
どうせ貰うなら、自分にとって価値を感じられるものを貰いたいという気持ちは分かる。
その最も分かりやすい指針がプレゼントの金額である事も理解はできる。
でもプレゼントを貰った時に、そのプレゼントの金銭的価値がどれくらいかに注目する人は、まず間違いなく「贈り物」を愛の言語として持っていない人だろうと思う。
「贈り物」を愛の言語として持っている人にとってプレゼントとは、自分がどれだけ利益を受けたのかの指針ではなく、純粋に相手の気持ち・愛情の表れなのだ。
愛の言語が「贈り物」の人がプレゼントをもらった時の反応
以前、こんな経験をした。
ある年、古くからの友人に私的な事でとてもお世話になった。
中々、大変なお願いをしたのだがそれを快く引き受けてくれたので、僕はとても助けられたのだ。
丁度その友人の誕生日が迫っていた事もあり、お礼も兼ねて彼に誕生日プレゼントをする事にした。
彼はお酒が好きなので、何か珍しいお酒を買ってプレゼントしようと思ったのだ。
しかし、僕はお酒を飲まないため、何をあげれば喜ばれるのかが分からず、プレゼント選びに凄く苦労をした。
何とか良さそうな物を選び、友人の誕生日当日に会って渡すと友人はとても喜んでくれた。
「僕は酒を飲まないから、それが美味しいかは分からないけど」と言うと彼がこう応えたのだ。
「いやぁ、俺のためにコレを時間をかけて選んでくれたって事でしょ? その気持ちが嬉しいよ。」
友人としては何気なく言った言葉だったのだろうが、僕はそれを聞いた時、「ああ、彼の愛の言語は贈り物なんだ」と思った。
愛の言語が「贈り物」の人が思うこと
「贈り物」を愛の言語として持っている人は、プレゼントを通して相手の気持ち、そのプレゼントを選ぶために時間をかけてくれたという事実、自分を喜ばせるためにそのプレゼントを用意してくれたその事実に感謝と愛情を感じるのだ。
ほとんどの場合、金額はそれほど重要では無い。
愛情を表すために、あるいは感謝を表すために「プレゼントをしてくれた」という事実の方が大切なのだ。
だから、もしあなたのパートナーの愛の言語が「贈り物」であったとしても、愛を表すために何か高価な物をいつもあげなくてはいけないのかとビビらなくて大丈夫。
逆に高いものばかりをねだってくるなら、その人の愛の言語は「贈り物」以外のものだと断言できる!
誰だって、高いものを貰えば嬉しいよ!
そんなの当たり前じゃぁー‼︎
失礼。
注意すべきポイントは
「贈り物」を愛の言語として持っている人とは小さなプレゼントを喜ぶ人だ。
例えば、日頃の感謝とパートナーに対する思いを短く書いたメッセージカードや、一輪の花、パートナーが好きなちょっとしたお菓子や手作り品などだ。
大切なのは「プレゼントにどれだけお金がかかっているか」ではなく、「どのような気持ちが込められているか」なので、そこに注意しておきたい。
この場合、プレゼントは自分の気持ち・愛情を伝えるための手段なので、無理をして高価なプレゼントばかりをあげるとパートナーは逆に不安を感じてしまう。
「贈り物」を愛の言語として持っている人にとって大切なのは、「1回だけの大きなプレゼント」ではなく、「沢山の小さなプレゼント」なのだ。
それを何回も受け取る事で、何回もあなたからの愛情を感じ、あなたからの愛を確認するのだ。
逆に注意しなくてはいけない事は、誕生日や結婚記念日、クリスマスといった特別な時だけにしかプレゼントをあげないという習慣を夫婦の間で確立してしまう事だ。
そうすると、「贈り物」を愛の言語として持つ人は愛情不足で不安を感じてしまう。
日本人は特に、何も無い時にパートナーのためにプレゼントを準備する習慣を持っていないので、ここは注意した方が良いと思う。
プレゼントすることも、また愛の証
我が家では僕も妻も「贈り物」を愛の言語として持っていないので、僕ら夫婦の間ではプレゼントについては物凄いなおざり感がある。
我が家で最もプレゼントを大切にしているのは長女だ。
彼女は、年齢的にまだ愛の言語の全てが必要なだけあり、「贈り物」を通して愛を受け取り、また愛を表すことをよくやっている。
長女は良く僕らに折り紙に書いた手紙をくれる。
その事を通して、親である僕らに対して一生懸命愛を表そうとしているのだ。
あんまり頻繁にくれるので僕としては食傷気味なんだけど。。。
「贈り物」を愛の言語として持つ人にとって、プレゼントをあげる行為は自分の愛情を相手に注ぐ行為だ。
もしあなたのパートナーの愛の言語が「贈り物」であるなら、パートナーからもらったプレゼントは大切に扱うよう気をつけた方が良い。
なぜなら、自分のあげたプレゼントがぞんざいに扱われているのを見る時、それは自分の愛情を軽く取り扱われたように感じるからだ。
愛の言語「贈り物」の判定方法は?
プレゼントで自分の愛情と気持ちを表すのは、「贈り物」を愛の言語として持っていない人にとっては中々骨が折れる事かもしれない。
ちなみに、パートナーが「贈り物」を愛の言語として持っているかどうかを確認するのには簡単な方法がある。
1週間、毎日あなたのパートナーのために小さなプレゼントを毎日あげてみるのだ。
そしてその反応を見る。
もしその1週間でパートナーの機嫌が良くなるなら、「贈り物」を愛の言語として持っているサインだ。
管理人@妻のコメント
他の愛の言語の記事で書かれていますが、幼少期は5つの愛の言語すべてが満たされる必要がある、と言われています。
それにしても、6歳の娘はどうも「贈り物」(ギフト)が強い気がする。
買ってきた折り紙にしょっちゅう「パパだいすき」とか「ママだいすき」とか書いてプレゼントしてくれるし、友達にも頻繁に手紙を書いて渡しています。(せめて紙の切れ端に書くのはやめてほしいと願う母。)
私は「贈り物」(ギフト)の人ではありません。
貧乏なのもあるんですけど、もし旦那がサプライズでバラの花束を買ってきたら「いくらしたの?!そのお金で外食できたんじゃない!?やめてよ無駄遣い!!」と言ってしまう残念な人です。
愛の言語の見極め、難しいですね。
あ、でも、自分が欲しいもののプレゼントはいつでもウェルカムです。