「5つの愛の言語」シリーズ最終回。
夫婦関係を改善したい人、必見!
正しい愛情表現について知って夫婦円満になろう!
今回は「ボディータッチ」を愛の言語で持つ人が何を求めているかについて書こうと思う。
効果的に愛を表すために知っておくべき事は?
夫婦の間でどうすれば効果的に愛情を表現出来るのかについて「5つの愛の言語」と言う考え方を紹介してきた。
「愛の言語」について知りたい方はコチラの記事を参考にしてもらいたい。
また、自分の愛の言語が何かをどうすれば知る事ができるかについてはコチラの記事で紹介している。
これまで5つの愛の言語の内、
という4つの愛の言語について、それぞれの愛の言語を持つ人が具体的に何を必要としているのか、
どうすればこの4つの愛の言語を持っている人に対して効果的に愛を伝える事が出来るのかについて掘り下げて紹介してきた。
今回は最後となる、「ボディータッチ」について掘り下げて紹介してみようと思う。
ボティータッチを愛の言語を持っていると?
ボディータッチを愛の言語として持っている人にとって大切なことは、身体的な触れ合いだ。
手を繋いだり、肩に手をおいてもらったり、背中を優しくさすってもらったり、ハグをしたりといった事を通して愛情を感じる。
「愛している人、好きな人に触れたい」と言う欲求はほとんどの人が自然と抱く思いじゃないかと思う。
相手に触れる事を通して愛を表したい、あるいは愛を受け止めたいという願いは通常、「ボディータッチ」が愛の言語では無い人でも持っているものなのだ。
だから夫婦円満の関係を作りたいと願うなら、「パートナーに触れること」はこの愛の言語を持っているか持って無いかに関わらず大切だ。
しかし、「ボディータッチ」を愛の言語として持っている人にとって、「相手に触れること、相手から触れられること」は特別な意味を持っているのだ。
例えば
例えば、「肯定的な言葉」を愛の言語として持っている人だって、パートナーから触れられる事で特別な愛情や親しみを感じる。
だけど「肯定的な言葉」が愛の言語である人にとって、パートナーとのそうした肉体的な触れ合いは二次的な愛情表現でしかない。
この人にとって1番大切なのは「言葉を通して愛を表してもらう」事であって触れられる事では無いと言う事だ。
だから、「肯定的な言葉」が愛の言語である人が、もしパートナーから言葉を通して十分に愛を表してもらっているなら、手を繋いだり、ハグをしたり、キスをしたり、という事が夫婦の間でそんなに頻繁に無くても大して問題を感じない。
だって、自分にとって最も必要な方法を通してすでに十分、愛情を伝えてもらっているからだ。
しかし、「ボディータッチ」を愛の言語として持っている人は違う。
「ボディータッチ」を愛の言語として持っている人は、パートナーからまず身体的に触れられる事を通して、愛されている実感を得ようとするのだ。
だから「ボディータッチ」を愛の言語として持つ人にとって、パートナーとの触れ合いは重要なのだ。
具体的にはどうしたい?
「ボディータッチ」が愛の言語である人は、とにかく相手に触れる事を通して愛を表そうとする。
一緒に外に出かければ手を繋ぎたいし、一緒にソファに座っているならピタッと横にくっついていたい。
パートナーが疲れていれば、マッサージをする事を通して愛を表そうとするし、落ち込んでいるならハグをしたり、肩に手を回したりして励まそうとする。
こうして、身体に触れる事を通して愛を表そうとするのが「ボティータッチ」を愛の言語として持つ人にとっての愛情表現の方法なのだ。
だから、「ボディータッチ」を愛の言語として持っている人はパートナーにも同じように愛を表して欲しいと願っている。
しかし、だからと言ってとにかく相手の体にベタベタ触れば愛情が伝わるわけでは無いので注意が必要。
相手の身体に触れると言うのは、例えそれが夫婦であったとしてもデリケートな行為である事を忘れてはいけない。
触れられる側からすれば、心地良い触れられ方と、嫌だと感じる触れられ方があるのだ。
触れられ方の好みは人によって違うので、どうやって触れば心地よくて、どうすると嫌なのかを相手に聞きながら知る必要がある。
もし、相手が嫌がる触れ方をし続けるなら、それは例え相手が「ボディータッチ」を愛の言語として持っているパートナーであってもセクハラとなるので気をつけなくてはならな。
また「ボディータッチ」を愛の言語で持つ人も、相手の身体に触れる時には注意が必要な事を覚えておく必要がある。
「ボディータッチ」を愛の言語で持たない人の中には、不必要に身体に触れられる事を嫌がる人もいるからだ。
自分にとって嬉しい行為が、相手にとってもそうであるとは限らない。
ボディータッチ=性交渉、ではない
「ボディータッチ」を愛の言語で持っている人は「相手の身体に触る」という非常にデリケートな行為を通して愛を表す分だけ特に注意が必要かなと思う。
「ボディータッチ」を愛の言語として持っている多くの人にとって、セックスは大きな関心事の1つだ。
勘違いしないで欲しいのだが、「ボディータッチ」を愛の言語として持つ人の全てが、セックスを重要視しているわけでは無い。
セックスは数あるボディータッチの方法の1つにしか過ぎない事をぜひ頭の片隅に覚えておいて欲しい。
中には「「ボディータッチ」が愛の言語だけど、セックスはそれほど自分にとって重要では無い」と言う人もいるのだ。
とは言え、「ボディータッチ」を愛の言語として持っている多くの人にとってセックスは非常に大切なボディータッチの方法であるのは間違い無いと思う。
また、「ボディータッチ」を愛の言語として持っているかどうかに関わらず、セックスは夫婦の愛情表現において非常に重要な役割を果たすものだ。
性交渉の持つ意味:ボディータッチが愛の言語の人にとって
ただ、ここでは「ボディータッチ」を愛の言語として持っている人にとって、セックスがどう言う意味を持っているのかについて書こうと思う。
「夫婦とセックス」については、また別の記事で書きます。
「ボディータッチ」が愛の言語である人にとって、セックスの1番の目的は性的な快感を得る事でも、性欲を満足させる事でも無い。
勿論、性的な快感を得て、夫婦の間で性欲を満足させることはセックスをする上で大切な目的だけど、でもそれが1番の目的では無いのだ。
じゃあ、何が1番の目的かと言うと「セックスを通して夫婦間の感情的な結びつきを体験し、確認すること」だ。
「ボディータッチ」を愛の言語として持つ人にとって、セックスは夫婦がお互いに全身全霊で愛を表現するための方法なのだ。
だからボディータッチをが愛の言語である人にとって充実したセックスとは、「どれだけ気持ちよくて性的に満足したか」と言う事よりも、
「どれだけパートナーと感情的な結びつきを感じる事が出来たか」というが指標となる。
当然、感情的な結びつきを感じるためには、十分に性的な満足感があったかというのも重要な指標となってくる。
また、セックス中に相手が手抜きをしているような印象を受けるなら、それで感情の結び付きを感じられないという事もあるだろう。
「ボディータッチ」が愛の言語である人にとって、セックスは目的ではなく、あくまで愛情表現のための手段なのだ。
だからもしあなたのパートナーの愛の言語が「ボディータッチ」であるなら、パートナーが気持ちの良いセックス以上に、
パートナーが愛情を感じられるセックスとはどのようなものなのかを夫婦で模索してみて欲しい。
これで「5つの愛の言語シリーズ」はひとまず終了だ。
次は愛情表現のカテゴリーでは記事の中でもチラッと書いた、「夫婦のセックス」と「セックスレスの問題」について書いてみようかなと思っている。
管理人@妻のコメント
正直、私の愛の言語にボディータッチは入っていません。
むしろ5つの愛の言語の内の最下位と言っても良いかもしれません。
愛の言語1位がボディータッチの人と、愛の言語5位がボディータッチの人とがパートナーになると、
それは大変な軋轢を生みます。
特に男性は産後の女性へのボディータッチはご注意ください。(相手は殺気だった手負いの熊になっていると思った方が良いかもしれません。)
ボディータッチが苦手だと思う人は、正直にその旨をパートナーに話しましょう。
そして、お互いの妥協点を見つけるのです。
夫婦なのですから、隠し事なしです。
そして相手のために苦手なことも少し頑張ってみるのが大切でしょう。歩み寄りですね。