春になると現れるアイツで書いていた、ツバメとの戦いにようやく終止符が打たれた。
結果は、人間の勝利だ!
長い戦いだった・・・
「もうこれはダメかもしれない・・・」とくじけそうになる自分を何度も奮い立たせてやっと得た勝利。
感無量だ!
害鳥駆除の大変さが身にしみて分る経験だった。
ツバメの巣対策、有効な方法とは
一度、巣作りの場所として狙われると流石にしつこくて大変。
せっかくなので今回経験した、ツバメの巣を作らせない為に何が有効だったかを簡単にまとめてみようと思う。
1.巣を作られそうになる場所
今回狙われたのは会社の駐車場だ。
うちの会社の来客用の駐車スペースには鉄骨とトタンで出来た屋根のある部分があり、その屋根の下が巣作りの場所として狙われてしまったのだ。
まあ、屋根があって雨風が凌げるし、外からの外敵も入りにくそうだし、
巣作りのための足場がしっかりとあるのでツバメからしたら超優良物件なんだろうな・・・。
流石に来客用の駐車スペースということもあり、そこに巣を作られると糞とかの問題もあるので巣が作られないように奮闘する事になった。
2.巣を作らせない有効な方法は
最初はツバメがとまっているのを見かけると、箒とかで追い払うみたいな事をしていた。
最初は僕も舐めていて、ちょっと妨害すればすぐに諦めるだろうと高を括っていたのだ。
でも、自然の中で切磋琢磨している奴らを正直侮っていた感は拭えない。
アイツら、メチャクチャ執念深い!
僕も仕事をしながら合間の対応なので、そんなに頻繁にツバメを追いかけることが出来るわけもなく・・・
すぐにこんな事ではダメだと思い、休憩中に害鳥対策の商品を調べる事に。
しかし調べて限りでは、ツバメ専用の駆除アイテムというものは無く、雀や鳩用のもので代用する形となった。
そんな中で見つけたのが「鳥去〜る2」。
ちなみに気になって、「鳥去〜る1」も探してみたが、1は無かった。
これは、磁石の力で鳥の体内磁石を狂わせ不快感を与え鳥が近づかないようにするという興味と不安を煽る商品。
Amazonのレビューを見ても、3.5くらいで、当たるも八卦当たらぬも八卦みたいな感じだったので正直、導入するか少し悩んだ。
しかし、害鳥忌避用のスプレーやジェルは消耗品で、どれだけ費やす事になるか分からなかった事、そして鳥の足場に置くスパイクは設置が面倒なのとツバメを傷つけるかもしれないという部分に抵抗があり導入出来ず。
結局、どんな商品なのかという好奇心もあって「鳥去〜る2」を買ってみる事にした。
鳥去〜る2の使用レビュー、感想
実際に使用した感想は、一定の効果はあるという感じ。
確かにこの商品を設置すると、ツバメが「鳥去〜る」から随分離れた所にとまるようになった。
ただ、屋根付き駐車場の面積が広かったため、ツバメを全く寄せ付けない程に「鳥去〜る」を設置する事が出来ず。
その結果、ツバメは鳥去〜るから離れた所に巣作りを始め、作りかけの巣を撤去する羽目に。
しかし、ツバメも一度下見をして決めたからにはそう簡単には引き下がらない。
何度作りかけの巣を撤去しても、不死鳥のごとく何度でも舞い戻り、少し離れた場所に巣を再び作り始めるのだ。
こうして、ツバメ巣つく→見つけて撤去→再びちょっと離れた所に巣作る→それを見つけて撤去というイタチごっこがしばらく続いた。
実際に有効だった方法とは、驚きの、、、
そんな事が長く続くと、いい加減疲れてくる。
一体いつになったらアイツらはこの場所を諦めるのだろうかと思ったその時、ふと駐車場が臭う事に気がついた。
ツバメが巣作りのために運んできた泥やツバメの臭いが駐車場に漂っているのだ。
もしかしたら、この臭いを何とかしたら諦めるんじゃないだろうか・・・。
そう思い立ち、もう何度になったか分からない作りかけの巣の撤去作業をした後、トイレに行き、消臭スプレーを持ち出した。
そして、これまでツバメが巣を作ってきた場所と、特に臭いが気になる場所に徹底的にスプレーしてみたのだ。
フローラルの香りが駐車場を包む・・・。
それ以降、ツバメは巣作りを諦めたようだ。
戦いの明暗を分けたのはトイレの消臭スプレーだった・・・。
いやぁ、晴れてツバメとの戦いから解放されてスッキリした。
まだ完全に勝利を確信しているわけでもないが、ここ数日は巣作りをしていない所を見ると、諦めたと思って良いだろう。
「鳥去〜る」もそれなりに効果があったのでよかった。
もし最初に、駐車場全体に設置できるだけの数を購入できていたらそれで戦いは終わっていたかもしれない。
皆さんも、来年の春にツバメに狙われたら、「鳥去〜る2」とトイレの消臭スプレーをご用意ください。
追記
こうしてこの年のツバメとの戦いは無事に終結したけど、年が明けて新たな戦いが・・・
「鳥去〜る2」を1年付けっ放しにして見えてきた、効果を最大限に引き出す設置方法とは?