普段、音楽をどれくらい聞いていますか?
最近Amazonが提供している音楽サービス、Amazon Unlimitedに申し込んでみた。
申し込んだ時は「これでめくるめくミュージックライフを送れるようになるんだ!」と意気込んでたんですがね。
なんか、当初予想していたのとは違う状況に陥ってるんですよね…。
そんなわけで今回はAmazon Unlimited を実際に利用してみてどうだったのかについて書いてみようと思う。
Amazon Unlimitedを使ってみた
昔は音楽を聞くためにCDを買ったり、CDをレンタルしたり、あるいは友達からCDを借るなんてのが普通だった。
でも、ネットが普及した結果、CDを買うのではなく、1曲から購入できるダウンロード配信が主流になり、今は月額で聞き放題のストリーミングサービスを利用するのが当たり前になってきている。
僕は元々、Amazon Primeに加入していたので、音楽サービスについてはPrime会員向けに解放されているPrime musicをよく使っていた。
何せPrime会員なら無料で100万曲の楽曲を聞くことが出来るのだ。
100万曲と言えば物凄い曲数だ。
僕のiTunesに入っている曲数でもせいぜい2万曲無いくらいだ。
その50倍以上の曲を無料で聞ける、それだけで十分なように感じる。
ところが実際には、Prime musicで聞きたい音楽を検索すると高い確率で「こちらの楽曲はUnlimitedで利用できます」という制限に行き当たるのだ。
Prime musicを使いながらその事に結構イライラさせられていた。
僕が聴きたいと思った曲のほとんどはPrime musicの100万曲の中に含まれていないのだ。
何度、曲名検索をかけてガッカリさせられたことか。
でも、どんなにイライラさせられ、ガッカリさせられても有料サービスであるAmazon Unlimitedを使ってみようとはこれまで思わなかった。
もともと貧乏性なのもあるが、お金を払うに見合うだけサービスを利用するか分からなかったからだ。
しかし、そんな貧乏性な僕の背中を押してくれる一言を先日見つけたのだ。
「Amazon Unlimited 1ヶ月無料」
無料トライアル期間の謳い文句だ。
この宣伝文句がかなり僕の心を揺さぶった。
正直1ヶ月無料というのは、Apple musicが提供している無料期間と比べると微妙な長さだ。
何せApple musicは3ヶ月も無料で試せるのだ。
それに、提供される楽曲数もAmazonの4000万曲に対して、Appleの方は5000万曲と1000万曲も多い。
それでも僕がAmazon Unlimitedを選んだのは、Amazon echoに興味があるからだ。
Amazon echoに向かって「Alexa、〇〇のプレイリストをかけて」と言ってみたい、たったそれだけの事でApple musicでは無く、Amazon Unlimitedを選んだのだ。
と言いつつまだAmazon echo買ってないし、とうぶん買う予定も無いんだけど。
Amazon Ulimited 率直な感想
それでAmazon Unlimitedをしばらく使ってみての感想は、
「自分が想像していたほど自分の聞きたい曲が無い」
というの率直な感想だ。
何かね、4000万曲も自由に音楽が聞けるって事で確かに色々なアーティストの曲が聞けるんですよ。
でも、自分が聞きたいと思った曲の全てが聞ける訳ではないのです。
当たり前と言えば当たり前なのかもしれないけど。
例えば、僕はThe Yellow Monkey(以下、イエモン)が好きなのですよ。
イエモンはガッツリ楽曲を提供しているので、イエモンを聞くことに関しては、ほぼノンストレスですよ。
でも、その一方で例えばB’zの曲は全く入っていないのです。
いや、正確にはB‘zの曲も入っているんだけど、オリジナルの楽曲ではなく、カバーしたバージョンしか入ってないんですよ。
例えば「ultra soul」と検索すると、一応検索結果として「ultra soul」が出ては来るんですよ。
でも出てくるのが、「ultra soul オルゴールVer.」とか、「ultra soul カラオケ オリジナルアーティスト B’z」とか書いてあるインストバージョンとかしか出てこない。
こういうのが中々の頻度で出てくるのがイライラするのですよ。
Prime musicで「こちらの楽曲はAmazon Unlimitedでご利用できます」と出てくるイライラから解放されるために契約したはずなのに、検索のイライラから完全に解放されないという悲劇!
でも、これはもうどんなサービスを使っても経験する事なので仕方が無いと割り切ってはいます。
大人なので、そんな事でいちいち文句は言いませんよ。
それよりもAmazon Unlimitedを使い始めて個人的に、「これは頂けないな」と強く感じるようになった事が別にあるのだ。
音楽的無気力におちいる

FirmBee / Pixabay
それは、Amazon Unlimitedを使い始めたら昔よく聞いていた曲ばかりを聞きまくるようになってしまったこと。
以前の記事でも書いたが、いわゆる「音楽的無気力」が強力に推進してしまったのだ。
検索履歴とか見ると、90年代、2000年代のJ-Popばっかり検索して、登録して、プレイリスト作って、ヘビロテしてるんですよ。
せっかく4000万曲という広大な音楽の世界が目の前に広がってるのに、新規開拓を一切してないんですよ。
というか、新しいジャンルを開拓するのも面倒くさいのです。
もっと酷いのは、小学生の時にプレイしていたファミコンのゲーム音楽のサウンドトラックとか聞いて、「懐かしいなぁ。このピコピコ電子音がなんか落ち着くよなぁ」とか思っちゃってっるんですよ。
頭では分かってるんです。
「ああ、自分いま音楽的無気力な感じだな。」
「このまま流れに身を任せると気持ちの方から老化始まっちゃう感じだな。」
「良くないな。」
分かってるんですよ。
分かっているのだけど、どうにも止められない…。
そこの所が物凄くに気になってはいるんだけど、どうしてもやめられないという…
こりゃあ、本格的に音楽的無気力のスパイラルの中にハマって行っているな…と恐怖を覚える今日この頃。
音楽ストリーミングサービスを使ってる皆さんはそんな傾向ありませんか?
管理人@妻のコメント
すごいどうでもいい今回の妻のコメントは、サイト管理の裏話。
旦那が記事を書く時下書きでpagesに書いてコピペするのですが、だいたい改行がうまくいかない。
今回なんて、変なpタグが改行毎に混在して切れかけました。
いつも私が適当に改行したりしているんですけど、若干の手間に思うここ最近。